福島学院大学
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こども学科 
福祉学部/4年制(入学定員/40名)

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学びの概要

子どもの成長と子育てを、一緒に学ぶ。

BE A SPECIALIST!

「少子化」でも保育のニーズは上昇中!

 ニュースや新聞でも大きく報じられているように、「待機児童」が社会問題となっています。厚生労働省は2017年度までに保育施設を増やす「待機児童解消加速化プラン」を進めており、このままでは必要とされる保育者に対して約7万人の保育士が不足する見通しです。

子ども+子育て
「子ども」をとりまく環境は、とても複雑・・・。

少子化や核家族、発達障害、虐待問題など、子どもと子育てをめぐる事情は複雑化しています。こうした問題に取り組むには、保育・教育に加えて、広く「福祉」や「心理」について学ぶことが重要です。

同じカリキュラムなら、どこで学んでも同じ?

伝統に裏付けられた確かな指導がここにはある!

「幼稚園教諭免許状」や「保育士資格」を取得するためのカリキュラムは、文部科学省や厚生労働省によって厳しく規定されているので、どの養成機関でも基本的に同じ内容を学ぶことができます。しかし、学校の伝統、教える教員や環境、共に学ぶクラスの仲間が違えば、一人ひとりの学生の学修成果には「その学校の色」が見えるようになります。
 本学は「真心こそ、すべてのすべて」を建学の精神として、開学以来半世紀にわたる幼稚園教諭・保育士養成の伝統があります。子どもと保護者に向き合う職業を目指す若者たちの心を育て、常に真心をもって接することができる専門家を育成していきます。

教育研究上の目的

 こども学科においては、教育・福祉両面に渡る発達支援、子育て支援を担う専門職を目指し、乳幼児期を中心とした保育および幼児教育に関する教育研究を行い、将来的に保育教諭、幼稚園教諭ならびに保育士として指導的役割を担うことのできる人材を育成します。

学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

 本学の教育研究上の目的に基づき、こども学科における学修を通して以下に示す能力・技能等を身につけ、学則に定める卒業に必要な条件を満たした者に対して卒業を認定し、「学士(こども学)」の学位を授与します 。

DP1.総合力:人間や文化について幅広い知識を身につけ、広い視野から理解することができる思考力・判断力・実行力
DP2.問題発見・解決力:現代社会に関心を持ち、課題を見つけ出して解決に取り組むことができる関心・意欲・態度
DP3.構想・構築力:新たな問題を言語化またはモデル化し、それに対する分析や提案をおこない、論理的に説明する力
DP4.コミュニケーション力:学びによる能力や素養を活かすために、他者との相互理解を協働により実現する力
DP5.実践力:保育・教育の専門性を実践するために必要な知識・能力・技能

教育課程の編成・実施の方針(カリキュラムポリシー)

こども学科は、卒業認定・学位授与に求められる能力や素養を身につけるために、次に掲げる体系的教育編成を構築しています。

①総合力
保育士ならびに幼稚園教諭になるために必要な専門的知識、技能・技術を座学と演習、及び実習により学ぶ。
乳幼児の保育・教育ならびに子育て支援、子どもや子育て家庭を取り巻く福祉問題など幅広い視野から理解できる思考力・判断力を身につける。
②問題発見・解決力
子どもを取り巻く環境の変化に関心を持ち、子どもに関する身近な問題を見つけ、その解決方法を検討する。
③構想・構築力
ゼミナール、卒業論文・卒業制作を通じ、学士(こども学)に相応しい論理的思考により、子どもと子どもの環境についての学びの集大成を形にする。
④コミュニケーション力
子どもの最善の利益を獲得するための、保護者との協働による保育実践は、密なコミュニケーションから生まれる。大学全体の教職員との挨拶から始まる日々のコミュニケーションを大切にすることで、コミュニケーション能力を培う。
⑤実践力
1年次から2年次までの座学と演習をもとに、3年次からの学外実習において保育・教育の実践を行う。その実践の省察からの学びを次への課題として新たな実践を行うことで実践力を身につける。
【成績評価の可視化(みえる化)】

成績評価は、教育課程レベル・科目レベルでの「学修成果の評価方針(アセスメント・ポリシー)」を踏まえておこなう。

入学に関する基本的な方針(アドミッションポリシー)

 建学の精神「真心こそすべてのすべて」に則り、Sincerity(真心=偽りや飾りのない心)とHospitality(思いやり)の体得に努め、探究心をもって地域・社会に積極的かつ実践的に貢献しようとする意思と意欲を持ち、卒業の認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)及び教育課程の編成及び実施に関する方針(カリキュラム・ポリシー)に定める教育を受けるために必要な、次に掲げる知識・技能、思考力・判断力・表現力等の能力を備えた、将来、保育者を目指す人を募集します。

①知識および技能
1.専門科目を学ぶために必要な「音楽」、「家庭」の基礎的な内容を理解していること。
2.読解力や語学力の基礎となる「国語」を通して、聞く、話す、読む、書くという基礎的なコミュニケーション能力を身につけている。また、実務的な計算能力があること。
②思考力・判断力・表現力等
子どもや子どもの環境に関する問題について、知識や情報を基に論理的に考察し、判断したり、行動したりすることができること。
③主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度
子どもや子どもの環境に対する強い興味と関心を持ち、将来、保育者として子どもの福祉に貢献したいという意欲がある。学修課題に積極的に取り組み、主体的に学ぶことができること。

 以上のような入学者を選抜するために、本学科で学びたいという高い勉学意欲と知的好奇心のある人を、あらゆる地域から迎え入れ、筆記試験(小論文を含む)、面接、書類審査等を取り入れた多様な入試を実施します。

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