福島学院大学
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食物栄養学科 
短期大学部/2年制(入学定員/50名)

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学びの概要

調理だけじゃない?!
栄養と健康管理のスペシャリストって?

BE A SPECIALIST!

大切なのは
食から健康をサポートできる総合的な力

 包丁さばきや火加減・味加減など「調理」のスキルも大切ですが、健康を維持したり、こどもの健やかな発育を支えるためには、栄養バランスの取れた献立や、安心・安全な食材についての知識とスキルが求められます。
 食物栄養学科では、「栄養士」を目指しながら、食を通して地域の人々の健康をサポートする知識とスキルを磨くことができます。

なぜ今、「栄養士」なの?

「和食」がユネスコ無形文化遺産になった今、
食と健康が世界的に注目されています。

メタボリックシンドローム、肥満、生活習慣病など、食に関する健康被害が先進諸国で大きな問題になっています。そんな中、栄養バランスに優れた健康的な食生活として「和食」が評価され、平成25年にユネスコ無形文化遺産に登録されました。
 一方で、ファストフードチェーンの加工場の衛生問題や、遺伝子組み換え作物の安全性の問題など、「食と栄養」は私たちの社会にとって非常に重要なテーマと言えます。
 安全で豊かな食生活をベースにした社会生活をサポートできるのは、食を科学的に学んだスペシャリストです。本学科の卒業生には様々な職場でその役目が期待されています。必要な単位を取得すれば栄養士の資格、さらに専門的な職場での活躍や、管理栄養士への道も近づきます。

教育研究上の目的

 福島学院大学の建学の精神「真心こそすべてのすべて」に則り、Sincerity(真心=偽りや飾りのない心)とHospitality(思いやり)の現代的意味を深く体得し、生涯にわたって学び続けながら、地域・社会に積 極的かつ実践的に貢献する人材を輩出します。 この目的達成のために食物栄養学科では、実学を重視して、豊かな教養と、より良い食生活を実現するための理論と実践を身につけた人材を育成します。

学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

 本学の教育研究上の目的に基づき、各学科における学修を通して以下に示す能力・技能等を身につけ、学則に定める卒業に必要な条件を満たした者に対して卒業を認定し、「短期大学士(食物栄養学)」の学位を授与します。

DP1.総合力:人間や文化について幅広い知識を身につけ、広い視野から理解することができる思考力・判断力
DP2.問題発見・解決力:現代社会に関心を持ち、課題を見つけ出して解決に取り組むことができる関心・意欲・態度
DP3.構想・構築力:新たな問題を言語化またはモデル化し、それに対する分析や提案をおこない、論理的に思考・説明する力
DP4.コミュニケーション力:学びによる能力や素養を活かすために、他者との相互理解を実現する力
DP5.実践力:専門性を実践するために必要な知識・能力・技能
食物栄養学科では、必要な単位の取得をして卒業が認められた学生は、栄養士資格の申請をすることが出来る。

教育課程の編成・実施の方針(カリキュラムポリシー)

本学は各学問分野の専門性において、卒業認定・学位授与に求められる能力や素養を身につけるために、学科ごとに体系的教育編成を構築しています。

【卒業認定・学位授与に求められる体系的教育編成】
すべての学生が根拠に基づく(エビデンスベース)思考力と総合力を身につけるための、充実した教養教育の編成。 演習・ゼミナールや学生参画型対話型教育(アクティブラーニング)などの双方向型授業を主体とし、フィールドワークも活用したプロジェクト型の教育を通して、問題発見・解決力、構想・構築力・コミュニケーション力、実践力を培う専門教育の編成。 教養教育と専門教育における学生の主体的学びを構築するために、学問分野・レベル・授業形態などをカリキュラムマップ・カリキュラムツリー・ナンバリングなどによって体系化。 学生の自学自修による体系的な学びを、学修ポートフォリオなどによって可視化(みえる化)。
【3つに大別される科目およびプログラム】

カリキュラムは、教養教育科目・専門教育科目・体験・実習型科目に大別され、そこに関連する分野の科目によって、卒業認定・学位授与のための体系的学習が可能です。

①教養教育科目 広い視野に立ち、学士力の基礎となる基本的な教養(アカデミック・ツール)を提供する。 1~2年次の初年次教育によって、リテラシー(読む・書く・話す)および情報リテラシーを修得する。
このことを実現するために食物栄養学科では、基本的な教養を身につける教科、12教科を配置し、短期大学士力・栄養士力の基礎を涵養します。
②専門教育科目 1~2年次までの専門教育科目によって、研究能力、専門的職業能力を育成するとともに、資格取得のために高い知識・技能の修得を提供する。
具体的には、食の基本、生理・生化学の基本を修得することを目的とした17の専門基礎教育科目、栄養・調理などの修得を目指した15の専門教育科目によって論理的な思考力を涵養し、座学教科を基に、「実習」を通して研究能力、専門的職業能力を育成する。このことで、栄養士資格取得へ向けて必要とされる高い知識と技術を修得します。
③体験・実践型科目 ボランティア、インターンシップ、リーダーシップ教育、留学など、地域と社会で実践的に学びまた貢献する機会を提供する。
栄養士資格取得必修教科である「給食管理実習」では、校内と学外において、それぞれ5日間ずつ実習を行い、給食の現場における判断力・実践力を培います。
加えて、「特別研究」によって、実社会における「食」への関わりや商品開発など、多面的な学習を進め、学内では修得できない様々な高い実践力を涵養します。
【成績評価の可視化(みえる化)】
教育課程レベル・科目レベルでの「学修成果の評価方針(アセスメント・ポリシー)」を踏まえておこなう。

入学に関する基本的な方針(アドミッションポリシー)

 建学の精神「真心こそすべてのすべて」に則り、Sincerity(真心=偽りや飾りのない心)と Hospitality(思いやり)の体得に努め、探究心をもって地域・社会に積極的かつ実践的に貢献しようとする意思と意欲を持つ学生を募集します。

【入学前に身につける能力・素養】
本学の教養教育、専門教育の基礎となる水準の知識・技能
本学での学修に必要となる論理的思考力・判断力・表現力
本学での学修を身につけるための主体性・協働性
食物栄養学科では、さらに自然科学系教科の基礎知識が必須であり、高等学校卒業程度の化学 ・ 生物学 ・ 数学の基礎力
やり始めたことは最後まで責任を持って成し遂げる、忍耐力 ・ 精神力 ・ 責任感 ・ 体力
食を通して地域社会に貢献するために、学び続けようとする強い熱意
【入学者選抜の方針】
入学者選抜では、本学で学びたいという高い勉学意欲と知的好奇心のある者を、あらゆる地域から迎え入れる。 入学後の学修の基礎となる知識・技能、論理的思考力・判断力・表現力、および主体性・協働性(学力の三要素)を選抜において確認する。 全ての選抜において、出身校の調査書、小論文、面接をもとに選抜を行う。推薦型選抜では小論文、面接を重点に置いて選抜を行い、総合型選抜、一般選抜では3つの要素をもとに選抜を行う。
【評価方法の比重】
「入学前に身につける能力・素養」を、各学科の入学者選抜において評価する。
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