福島学院大学
    • x
    • YouTube
    • insta
MENU
食物栄養学科

[食物栄養学科]2年生 特別講師による調理学実習~日本食~

2年生「調理学実習Ⅱ」の授業では、1年次の「調理学実習」の応用調理やプロの講師をお招きをして特別授業等を行っています。

今回は福島県綜合調理師会の「松本朋己先生」と「齋藤拓也先生」を特別講師としてお招きしました。

松本先生による「舞茸ご飯」と「茶碗蒸し」講座

講義中で舞茸ご飯は具材の入れる順番が大切!固いものから順にお米の上にのせ、かき混ぜずに炊飯すると炊きムラができにくくなる。茶碗蒸しは卵が固まる70℃~80℃程度の温度のギリギリを狙うとぷるぷるの食感になる。など、学生たちは先生の話に真剣に向き合い、その技の習得に努めました。

齋藤先生による「鯖の味噌煮」「豚汁」「ごぼうサラダ」講座

齋藤先生には同時に3品を教えていただきました。鯖の味噌煮で大切なことは鯖の霜降りで、鯖の表面だけに火を通すことで臭み消しになり、うまみを封じ込めることができる。豚汁は火の通りにくい食材から炒めて、豚肉は鍋底にくっついてしまうから最後に入れると良い。など、料理のコツを伺いながら、先生の技を修得しようと見入っていました。デモンストレーション後、学生が調理に入ると、各班に1人ずつ講師の方が付き丁寧にご指導くださいました。今回の実習は、日本料理の繊細さを学ぶことができて学生たちにとって大変貴重な経験になったようでした。ご指導くださいました福島県綜合調理師会の先生方、誠にありがとうございました。