［食物栄養学科］福島県食肉衛生検査所を見学しました！

食物栄養学科2年次生の「食品衛生学実験」では、毎年福島県食肉衛生検査所を見学しています。
今年度も所長をはじめスタッフの皆様のご協力をいただき、2017年12月18日（月）に見学をさせていただきました。
検査所の担っている役割や業務や食肉が生産者から消費者のもとへ届くまでの流れについてご講義いただきその後実際の精密検査（理化学検査・病理検査）について詳しく学びました。

安全な食肉の流通を確保

理化学検査では飼料添加物・動物用医薬品等の残留抗生物質について検査しています。抗生物質が残留している動物のお肉を食べると薬剤耐性菌に感染し、抗生物質が効きにくくなったり毒性やアレルギー反応が現れたりするため、食べることができないそうです。

衛生上の危害の発生を防止

病理研究室では様々な症例について実際の試料を見ながら説明をいただきました。中には牛の身体の中から大きな木片が出てきたこともあるそうです。たくさんの珍しい症例の組織切片に、学生たちは興味津々の様子でした。

お忙しい中ご協力をいただいた福島県食肉衛生検査所の皆様、ありがとうございました。