[情報ビジネス学科]福島東稜高校との連携授業(3週目)を実施しました!
福島東稜高校の2年5組(メディアデザイン系列)の皆さんと、情報ビジネス学科の学生8名が合同で展開する授業(全3週)の2週目を実施しました。
6次化商品のブランディング提案に挑戦!
前回の授業で取りまとめたコンセプト(ターゲットの設定や、どこで売るか、どんな使い方をする商品にするか?など)を元に、「1週間でデザイン見本を完成させる」という、ハードな課題に挑戦していただきました。
今回、高校と大学で離れたキャンパス同士、LINE等を使って情報交換をしながら、連携して作業を進めることができました。SNSをチームワークにうまく取り入れる練習にもなりました!
各班5分ずつ、クライアントにプレゼンしました。
大学生と高校生が一緒になって、クライアントの古山果樹園さんにデザイン意図を伝えました。
ほとんどの高校生にとっては人生初の「プレゼン本番」ですが、緊張しつつもしっかりと制作意図を解説していました。プレゼンテーションは「原稿を暗記して噛まずに言えれば成功」ではなくて、クライアントに思いが伝わって、アクションを促さなければいけません。今回のプレゼンでは、古山さんの気持ちを動かすというアクションを目指して、各班が本当に真剣に取り組んでくれました。
プレゼン後は、クライアントと教職員で審査会
全7班の発表後、高校生と大学生は廊下で待機して頂いて、審査会を開催しました。
どのデザイン提案も説得力があって、迷いに迷ってなかなか審査が進みません。
その場にいた教員の投票で選んだオーディエンス賞と、クライアントである古山さんが選出した最優秀賞が選出されました。
選ばれた班の嬉しそうな表情と、惜しくも選ばれなかった班の悔しそうな表情が印象的でした。最初は手探りでスタートした連携授業でしたが、この3週の間に各班とも「ひょっとしたら、いけるかも」という手応えが得られるくらいに、真剣に取り組んだ成果です。
振り返りをして、無事に終了しました。
こういったアクティブラーニングでは、終了時の「振り返り」がとても重要です。今回の連携授業で何を学んだのか、どう成長に結びついたのか、などを自分自身で振り返る時間をとって、授業が完了しました。
参加した高校生たちからは
- 最初は不安だったけれど、やってみたらとても楽しかった!またこういう体験をしたい。
- 短大生が優しく教えてくれてよかった。自分たちもしっかり参加できた。
など、達成感に溢れる感想が寄せられました。
福島東稜高校の皆さん、ありがとうございました!