福島学院大学
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情報ビジネス学科

[情報ビジネス学科]福島市総合防災訓練を見学しました。

出水期を迎えて、災害への備えを学ぶ

情報ビジネス学科のゼミナールⅠ(担当:安田信二教授)で防災や感染症対策を学ぶ3名の学生が福島市総合防災訓練を見学しました。

令和5年5月27日 福島市信陵地区

【訓練想定】
強い台風によって福島市では強風を伴った降雨が続いている中で、福島盆地西縁直下を震源とする震度6強、マグニチュード7.0の地震が発生して、信陵地区の一部において土砂災害等の被害が発生している。

【想定に沿った市の対応】
福島市は今後の降雨及び余震により土砂災害の発生が予想されることから、信陵地区の土砂災害特別警戒区域及び土砂災害警戒区域内の住民に対し『高齢者等避難』を発令した。

見学には学生3名と安田教授が参加。
市内全域に配信された緊急速報メールをスマホ(スマートフォン)で確認し、会場の1つである信陵学習センターに向かいました。避難住民による避難所開設では、室内用の防災テントの組み立てに取り組みました。また、防災情報専用の「福島市公式防災アプリ」をスマホにダウンロードして、気象警報や災害時の避難情報のプッシュ通知、ハザードマップや避難所情報の活用方法などを確認しました。避難所で指導を受けながらテントを組み立て、実際に入ってテントの居心地を確かめました。

十六沼運動公園では消防、自衛隊、警察等の関係機関による救出救助などの訓練を見学しました。また、会場に設けられた各機関や団体、企業のコーナーを回り、それぞれの取り組みに理解を深めました。各種機器の使い方も学びました。見学した救出救助訓練

参加学生の感想

まずは自分から行動する必要があることを学びました。避難所で使用されているテントの組み立ての際には『自分はこんなに簡単にできることも知らなかったのだ』と、防災への知識や関心がないことを改めて実感しました。自分や家族を守るのは自分たちであるため、防災や災害の情報を知り、普段から行動を起こす必要があります。(加藤遥奈さん)

自治体が行う防災訓練を初めて見学して、災害への備えを意識する機会となりました。テントの設置に参加したり、防災に関するお話を伺ったりしながら、避難の際の行動が重要だと学びました。また、地域に暮らしている皆さまの協力や関係機関、企業、団体などの方々が、災害時に多くの住民を支えていると分かりました。(佐久間璃央さん)

地震に強いガス管の整備をはじめとして、断水に備えた非常用飲料水バッグの提供や、災害時に携帯電話が使える移動基地局車などの取り組みを知ることができました。防災訓練への定期的な参加が、災害から身を守ることにつながると実感しました。日頃からの備えを大切にします。(髙橋俊喜さん)