
[情報ビジネス学科]福島液化ガス工業(株)の新事業を提案しました!
福島液化ガス工業株式会社の西形社長より「新事業を学生の皆さんと一緒に考えてみたい」とお声がけいただき、連携プロジェクトがスタートしました。2018年4月11日に、事業企画を提案するミーティングを実施。今後は企画実現を目指します。
(※これまでWEBサイトでは完了したプロジェクトの情報を公開してきましたが、今回は途上のプロジェクトの情報をお届けします。どのように学生たちが社会と関わりながら学びの機会を得ているかをご覧ください!)

4/11(水)第2回目のミーティングを終えて。
まずは会社見学から
2018年3月14日(水)、情報ビジネス学科の学生6名が福島液化ガス工業の本社を訪問しました。
会社の概要や設備を見学して、事業内容への理解を深めました。
第1回ミーティングで、アイディアを拡散
2018年3月28日(水)に、初回のミーティングを行いました。
改めて西形社長より「このプロジェクトに期待すること」などを伺った上で、2班に別れてアイデア出しを行います。
<企画の条件>
・新奇性があること
・自社の強みを生かした企画であること
・収益モデルを構築できる企画であること
ここでは、3/14の会社訪問でLPガスの特徴や業務内容を詳しく教えていただいた際に初めて知ったことや驚いたことなどを共有するところからスタートしました。
ガス業界の皆さんにとっては「当たり前なこと」が、一般の学生には全く知られていなかったりすると、そこがアイデアの入り口になります。様々な側面から話し合いを重ねて、複数の「アイデアの種」を得ることができました。次回のミーティングまでに、企画書を取りまとめます。
第2回ミーティングで、企画を提案して絞り込みます
2018年4月11日(水)に、2回目のミーティングを行いました。
この日までに「アイデアの種」をさらに拡散してから企画書に取りまとめました。企業向けに「企画書を書く」ということ自体が初体験なので、企画書とは何か?から勉強しながら内容を詰めていきます。
学生6名が、それぞれに1つずつ企画書を提出。自分の言葉で企画意図や具体的な施策を説明していきます。
さらに、企画書には載せられなかった奇抜なアイデアも加えて、合計19案を提案しました。
質疑応答を経て、西形社長と社員の清野さん(実は彼も情ビの卒業生です)が優先的に取り組む3案を選定して頂きました。今後は3案の実現可能性を検証するステージです。
次回のミーティングでは、実証実験を経たより綿密な実施プランを提案します!
いかがでしたでしょうか?
情報ビジネス学科の地域連携プロジェクトは、このようなプロセスを経て最終的な成果へと向かいます。学生たちにとっては、教室での学びを応用し、深める絶好の機会となっています。また、学生一人ひとりにとっての「今現在の課題」を教員が明確にしながら臨んでいます。
クライアント:福島液化ガス工業株式会社様
指導教員:情報ビジネス学科 木村信綱准教授
参加学生:情報ビジネス学科2年次生
伊藤有/阿部菜々子/菅野真央/酒井玲奈/関口香菜/土屋舜