
[情報ビジネス学科]農村の「関係人口」を考える(1)只見町布沢地区にお邪魔しました!
情報ビジネス学科では、福島県が推進する「農村関係人口受入体制強化支援業務」(受託事業者:株式会社クノウ)に協力しています。この事業では、人口減少や高齢化の影響により地域の活力が低下しつつある福島県の農村において、農村地域と関わりを持とうとする地域外の住民(関係人口)の受入体制強化を目指しています。
震災以前から関係人口構築を進めてきた先進地域
2021年9月25日(土)、只見町の布沢(ふざわ)地区にお邪魔しました。
布沢地区は、10年以上前から宇都宮大学やJRとの交流を深め、積極的に地域の関係人口を構築・維持してきた先進地域です。
まずは、布沢地区を象徴する観光コンテンツ「恵みの森」を案内していただきました。
布沢川沿に広がるブナの原生林の維持に力を入れていて、大人から子供まで、気軽に沢登りトレッキングを楽しむことができます。
切り花栽培の圃場も見学させていただきました。
只見町は毎年2メートル近い積雪のある「豪雪地帯」ですが、雪をうまく利用することで出荷時期を調整するなど、独自の栽培技術を生み出しています。
こちらは、「森の分校ふざわ」。廃校になった小学校を改装した宿泊施設です。
見学した当日も、宇都宮の大学生が宿泊に訪れていました。
最後に、公民館でヒアリング。
人口減少問題や、関係人口の在り方などについてじっくりお話を伺いました。
情報ビジネス学科では、今後も数回に渡って現地入りし、関係人口の受け入れ態勢強化について一緒に考えて参ります。
<参加した学生のSNS投稿より>




(情ビ1年生/今野茉奈さん)
<指導教員>情報ビジネス学科長 木村信綱