［地域マネジメント学科］寺田一薫教授による公開講座「地域を支えるバスのことをもっと知ろう」を開催しました。

寺田一薫教授が講師を務め、令和6年度第1回公開講座「地域を支えるバスのことをもっと知ろう」を開催しました。

令和6年5月11日午後1:30～3:00に宮代キャンパス本館42番教室

当日の話題は、地域の人々の暮らしを支えるコミュニティバスやデマンド交通などのさまざまなバス、幹線を中心とした地元福島県のバス交通の現状や財政との関係、2024年問題といわれるドライバーの労働時間見直しの経緯や影響などでした。

また、利用者や住民の立場からみたバス路線を維持する方法、福島県内の路線バスの車窓や終点バス停の風景など、バス旅行の楽しみについてもお話ししました。

参加者からは、夜間のサービス供給や、鉄道とバスの労働慣行の違いなど、昨今の運転者労働時間問題とサービス水準の関係、バス補助をめぐっての国、県、市町村の関係のあり方、NPOの活動などに関する質問があり、限られた時間でしたが充実したセッションとなりました。会場で、あるいはオンラインで参加くださいました皆様に感謝いたします。