[地域マネジメント学科]2年生が「被災地学習」授業に取り組んでいます!
「ふくしまならではの学び」を掲げる本学科では、今年も2年次学生を対象とする授業「被災地学習」に取り組んでいます。
浜通り地区や県庁、福島復興局への訪問学習を通して、震災・原発事故の被災の実相から垣間見える地域や社会のあり方を学びます。
5月26日(金)「浜通り学習会」を実施しました。
参加学生17名
引率教員:田川
【午前の部】
大熊町、双葉町にまたがる中間貯蔵施設へうかがい、除染土壌の県外最終処分に向けた環境省の取り組みの現状を見学しました。
学生からは、土を土で隠して放射線を遮蔽することをこれまで意識してこなかったといった気づき、普段は立ち入れない施設エリアに被害の爪痕が依然として当時のまま残っていることへの驚き、また、自然の力強さに対する驚異を感じるといった声が多く上がりました。
見学会が終わった後も、職員の方を捕まえて質問やコミュニケーションを取る姿が目立ちました。





【午後の部】
福島第一原子力発電所へうかがい、廃炉作業の進む発電所の現状を見学しました。
昨年度は午前の見学でしたが、今年度は午後の見学となり、どちらかといえば構内の様子はやや静かなものでした。とはいえ、学生からは、現場で働いている人たちの姿が思い描いていたような暗い印象ではなかったことの意外さ、作業を支える職場の環境を充実させようとしていることへの気づき、実際に目で見ることが伝える印象の強さ、などの意見が多く上がりました。

6月22日(金)「県庁復興庁学習会」を実施しました。
参加学生17名
引率教員:武田、田川
【午前の部】
福島県庁にうかがい、県の災害対策の取り組みについて複数の職員の方からレクチャーを受けました。
昨年制定された福島県防災基本条例や、タイムライン防災の説明のほか、「マイ避難シート」の作成シミュレーションの機会を得ました。
また、危機管理センターに入り、災害時の対策本部運営の説明を聞くこともできました。
学生からは、防災アプリやデータ放送などの多重の情報提供の工夫が行われていることに新鮮さを覚えたという声や、「自分は大丈夫」という正常性バイアスを自覚する機会になったといった声が上がりました。




【午後の部】
復興庁福島復興局にうかがい、国として取り組んでいる震災・原発事故からの復興施策について説明を受けるとともに、復興局の若手職員である3名の方にファシリテーターとなっていただき、学生が3グループに分かれて、「復興とは何か」「復興の現状認識」「復興の課題」を議論し、発表と質疑応答を行いました。
学生からは、さまざまなバックグラウンドを持つ方が職員として活躍していることが印象に残ったという声や、復興に明確な定義がないからこそ多様な視点に寄り添う必要があることに得心したという声が上がりました。
いずれのグループも例年以上の活気ぶりで、またとない学習の機会となったものと思います。







そして現在、これまでの座学と2度の訪問学習にもとづいて、最終発表に向けたグループワークを行っています。
7月20日(月)の本授業最終回に、学習成果発表会を開催する予定です。現在、学生たちは3つのグループに分かれ、成果発表のためのグループワークを行っています。
6日は今後の地域や社会の在り方について意見を出し合うためのブレインストーミングを行ったところです。最終的にどのようなまとめと発表になるか、教員として楽しみにしています。




























