福島学院大学
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建学の精神

「真心こそすべてのすべて」

 本学は学則に「教育基本法、学校教育法、および創立者の『真心 こそすべてのすべて』という信念に則り、専門の学芸を教授し、職業又は実際生活に必要な能力を育成する教育を行うとともに、総合的な判断力と豊かな人間性を涵養する教育を実施し、併せて地域社 会の向上に寄与することを目的とする」と謳っています。 「真心」を身につけた学生を育成することが、本学の創立者菅野 慶助先生の建学の精神です。

「真心」

「真心」 真心とはいうまでもなく、誠や至誠などと呼ばれるものと相通じ、一般的な考え方を示すものとして、広辞苑では、「誠の心。いつわりのない真実の心。赤心」と記しています。また、「誠」の項では、「真」、「実」などの文字とともに、「真実の通りであること。うそでないこと」、また、「人に対して親切にして欺かぬこと」と記しています。このように、真心はまず、自己に対していつわりのないこと。即ち「自らの良心の声に聞いて恥じないこと」を意味しています。次に他人に対しては、自己に対するいつわりのない心そのものをもって接し、その人の身になって考える思いやりがあり、他人を決して欺かないことを意味しています。

「すべてのすべて」

「すべてのすべて」以上のような意味の「真心」こそは、人間の行為のすべてを貫くものでなければならないのであって、菅野慶助先生が「一にも真 心、二にも真心」と述べているのはこのことを指しています。さらに、真心はすべての徳の中でも根本に位するものとして、これらをとらえることができます。この二つの意味を込めて「すべてのすべて」と言っているのです。