[食物栄養学科]第8回Nutrition Café福島を開催しました!
10月28日(土)に8回目(本年度3回目)となるNutritionCafé福島を開催しました。
今回は「災害時の食事」についてお話をいただきました。
その様子をご紹介します!!
テーマ「災害時なに食べる??」
ゲスト 佐藤る美子准教授
聞き手 食物栄養学科学科長 桑田彰教授
2年生の奥山耀太さんからNutrition Café福島の説明があったのち、佐藤る美子先生が勤務されていた福島赤十字病院についての概要と2011年3月11日に起きた「東日本大震災」発生当日についてお話がありました。
佐藤准教授は停電して厨房が真っ暗闇のなかでも調理員さんと共に1食の中で1品は必ず温かい料理を手作りして患者さんに提供したそうです。当時あまり普及しておらず、病院では珍しかった災害食を確保しておいたことで入院されている方はもとよりお見舞いに来られて帰宅困難となった方にも食事を提供されたそうです。
会の後半では現在の改良が進み、作りやすく美味しくなった災害食を学生がデモンストレーションをして作り、桑田教授と佐藤准教授に試食していただきました。
現在はお湯を注ぐだけでもとても美味しく温かい災害食がたくさん開発されています!
講演の終わりには、ご来場くださったみなさんにお好きな災害食をお持ち帰りいただきました。普段触れることのない災害食について知ることができた良い機会となり、これをきっかけに災害食の備蓄をするご家庭が増えることを願います。