福島学院大学
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地域マネジメント学科

[地域マネジメント学科]飯舘村、浪江町、双葉町などで研修を実施しました!

マネジメント学部地域マネジメント学科は、「ふくしまならではの学び」によって持続可能な地域の創生と活性化に貢献する人材養成を目指しています。

2023年7月1日(土)、地域マネジメント学科1年生は、東日本大震災発生から今日までの“「ふくしま」を知る”ことを目的として、飯舘村、浪江町、双葉町などを対象に国内研修を実施し、被災地の変化と現状を学びました。

除染土壌の再生利用を学びました

午前はまず、飯舘村長泥地区の再生利用実証事業を見学しました。除染土の再生利用と最終処分の解決の方策について学びました。浪江町に向かう途中では、帰還困難区域の現状や除染作業の様子をバスから見学し、復興がまだまだ道半ばであると実感しました

道の駅なみえで昼食休憩

本学情報ビジネス学科がグランドオープンで賑わいの創出に協力した、道の駅なみえで昼食をいただき、浪江ラーメンや浪江焼きそば、浪江焼きそばドック、シラスアイスなど浪江町グルメを味わいました。復興のシンボルとして大変ににぎわっている様子を見学し、お土産品に親しみました。
中央に「浪江焼きそばドック」「しらすアイス!」

請戸小学校で防災について考えました

午後は震災遺構請戸小学校を見学。津波の威力の大きさを改めて目の当たりにしました。その後、波消しブロックや防波堤が整備された請戸漁港を散策しました。

伝承館で未来への道を学びました

最後は東日本大震災・原子力災害伝承館を見学しました。原子力発電所が誘致された時代の状況から、震災・事故当時の様子、その後の避難、復旧・復興に向けた様々な作業、そして今なお続く多くの課題と復興への努力を、ひとつながりの時間軸の中で学びました。

<参加学生のアンケートより>
●除去土壌の再利用や飯舘村長泥地区の農産物の復興への取り組みを学んだ。これを機に福島の農産物のブランド構築が進むといいなと思った。
●請戸小学校を初めて訪れて本物の状態の被害現場を見たことで、映像などで想像していたよりもずっと悲惨な状況だったことを知りショックだった。
●沢山の人達が、十数年たった今でも被災後の処理事業にたずさわっていて、福島の復興のために活動していることを感じた。
●海辺の地域が綺麗に片付けられ、ようやく復興が始められる段階なのがわかった。
●当時のことをあまり覚えていなかったが、被害現場を直接訪問し、自分ももしかしたらこのくらいの被害を受けたのかもしれないと怖くなった。