福島学院大学
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福島グローバルセンター

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  •  福島グローバルセンターは、福島県に立地する本学の特性を生かした「福島ならではの学び」を始めとする取組を世界に発信するするとともに、学生の国際理解や本学の教育・研究の増進を図ることを目的とした組織です。
    国際交流の窓口として国外の大学等との交流・連携、大学の研究や活動の発信などを担当しています。

 3月11日以後、福島は、地震・津波・原発事故・風評被害に加えて、人口減少や地域経済の低迷など様々な課題においても世界から注目されています。特に、大型化激甚化する自然災害や頻発する紛争などの状況を考えると、福島の震災経験やそれを乗り越えてきた復興のノウハウは、グローバル社会に多大に貢献できる貴重な財産です。さらに、避難地域の活性化と持続可能性の確保は、少子化・高齢化の影響で人口減少や地域経済の低下を抱えている地域や国にとって参考モデルとなります。
 福島学院大学は、韓国、台湾、インド、ネパール、フィリピン、ベトナムなどの国や地域と連携し、国際交流や共同研究を進めています。特に「グローバル復興ガバナンスモデル構築」の研究では、福島の復興経験をアジア全域で共有し、世界への情報発信を強化しています。これにより、福島がグローバルな課題解決に貢献するだけでなく、地域の活性化や持続可能性にもつながることを目指しています。

 2011年3月11日以後、福島地域が抱えている課題はグロ-バル社会の共通のものとなっています。福島は、地震・津波・原発事故だけではなく、住民の移住による人口減少・地域経済の縮小・高齢化・少子化問題・こども園から大学まで地域教育機関の存続など様々な課題においても世界から注目されています。特に、3.11の復興と関連しては世界のモデルになるとも言われています。

 気候変動による異常気象は自然災害の頻発をもたらしており、政治・文化・宗教をめぐる対立は社会的不安定や紛争を増加させています。自然環境の不安定さや、社会経済・政治・宗教的不安要因の増加は、自然界だけではなく人間社会にも深刻な影響を及ぼすことを意味します。このような状況を考えると、福島の震災経験やそれを乗り越えてきた復興のノウハウは、グローバル社会に大きく貢献できる貴重な財産であると言えます。

 福島が持つこのような財産を共有するためには、積極的な情報発信が必要です。福島から情報発信は世界から学生、専門家、農業関係者、漁業関係者、企業、技術、新しい知識を呼び込み、それらの交流や協働の中から新しいアイディア・イノベーションが生まれます。世界との資源やノウハウの共有は、地域の活性化に繋がり、新しい仕事づくりにも繋がります。これは地域の持続可能性の向上にも貢献するものです。つまり、福島への貢献は世界全体への貢献にも繋がります。

 福島学院大学は、地域と世界を繋げるプラットフォームとして「福島グロ-バルセンター」を設立しました。福島地域の学生、専門家、企業、自治体、NPO、住民と世界の様々な地域、企業、大学を繋げ、その中から地域の活性化を図ることを目的としています。皆様のご参加とご協力をお願い申し上げます。福島の復興へ参加はグローバル社会へ貢献するチャンスでもありますので、どうぞよろしくお願いいたします。

福島グローバルセンター センター長 高 選圭

福島グローバルセンターに関するお問い合わせ・ご相談は、下記までお願いします。

  • 福島グローバルセンター
    〒960-8505 福島市本町2-10
    電 話:024-515-3221(福島駅前キャンパス代表)
    F A X:024-515-3225
    メール:fukushima-glo@fukushima-college.ac.jp

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