
STORY'S

福祉学部・福祉心理学科 阿部 柚奈さん

忙しくも楽しい生徒会活動だった、高校時代


私は、小学生の頃から体力づくりのため、水泳やスキーを楽しんでいたこともあり、どちらかというと行動派に育ったと思います。
人前に出ることに抵抗がなく、中学時代は生徒会長を、高校では生徒会副会長を務めました。高校2年生の時は文化祭などの活動に携わることができたのですが、3年生の時はコロナ禍で何もできなかったことが今でも悔しく思えます。生徒会の活動では達成感や特別感を味わうことができた上、人脈が広がって忙しくしていることが楽しいと感じていました。誰とでも仲良くなれるし、人間関係に不安がないというのが私の長所で、現在進行形の推し活にも積極的に取り組む毎日でした。
福島学院大学を選んだ理由とは?


私の母も兄も介護士という家庭環境があったため、「福祉」の仕事はとても身近なものでした。自然に福祉職に興味を持ち、中学〜高校の時には高齢者施設や保育所などで、泊りがけのボランティアに参加したり、ボランティアサークルに所属して活動していました。
そんな中学〜高校時代に得た経験から自然と、「社会福祉士と精神保健福祉の2つの資格を取得したい!」と考えはじめました。また、幸い福島市に親戚がいたことがきっかけで、福島学院大学のオープンキャンパスに参加。
またまた、そこで出会った先生の印象がとても良かったことが決め手になり、福島学院大学で学ぶことを決心しました。


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コロナ禍で不安だったけど、
専門の学びにワクワクな学生生活スタート

入学時は、コロナ禍真っ只中…で先輩との交流は少なく、自分がどう成長できるか最初は不安に感じていました。そんな思いも…授業が始まると「専門の大学に来た!」好きなことを学んでいるワクワク感が全開!不安もすぐに吹っ飛んじゃいました(笑)....
2年次には全学学友会に所属して、他学科との交流もはじまり、ようやく大学生らしい生活が始まったと感じました。高校時代の積極型性格を活かし、全学的なスポーツ交流会の企画運営に参加!前例なしのゼロからスタートで、全ての学科との連携+駅前〜宮代キャンパスへの行き来は、大変だったけど結果はもちろん大成功!また、大学祭「のぎく祭」も復活して学生生活を大々満喫できました!ついに3年目の春…ゼミの活動で子ども食堂の企画運営や居場所支援に携わり、副ゼミ長として地域で、活動することが多くなりました。そんな中、助言してくれる社会人の方や地域の人との交流が増えたことを嬉しく感じました。ゼミの活動を通して、継続する意味を学び、社会でも通用する企画力が必要だと改めて実感。社会福祉の在り方も含め、とても勉強になったと思います。


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資格取得に向けた実習で、現場を知る!


4年生なって……相談援助や精神保健福祉援助実習が始まりました。
病院や介護老人保健施設、精神科などでの実習を経て、利用者との関係の築き方、本人やその家族が持つ困難への向き合い方を学んでいます。実習を体験していくうちに、「相談者が私で良かったと思ってもらえるような援助がしたい!」という想いが強くなりました。また、同時に社会福祉士と精神保健福祉士の国家試験に向けて仲間たちと猛勉強中!卒業後は、知らない場所で自分の力を試したい、成長したいという思いから関東での就職を希望しています。
今から、新しい地域・文化を肌で感じることや、たくさんの出逢いにワクワクしています。

これから大学を目指す高校生の皆さんへ!
メッセージ
目的をもって学習することが大切です。
「福祉」という学問に興味を持って吸収することを意識すると、楽しく新鮮な気持ちで学習できると思います。
大学に入ったら、授業は「聞いておけばよかた!」と思うことがほとんどなので、しっかり聞いてくださいね。


目指す職業: | 医療ソーシャルワーカー |
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取得資格: | 社会福祉士、精神保健福祉士 |
好きな科目: | ソーシャルワークの理論と方法、 相談援助演習 |
苦手な科目: | 社会学と社会システム、 精神保健福祉制度論 |
参加クラブ: | パラスポーツクラブ「にこにこサン」 |
暮らし: | アパート |
出身高校: | 山形県立東桜学館高等学校 |
福祉学部・こども学科 清野 あかりさん

選手を支えた高校時代

高校時代は水泳部のマネージャーとして、選手一人ひとりのタイムを計ったり、必要物を準備したりとサポートをメインに活動していました。
この頃から、「誰かの役に立ちたい」という気持ちが徐々に大きくなっていったように思います。

人間にしかできない仕事
歴史の研究に興味があって、考古学や学芸員を目標とした進学を考えていましたが、「AIに仕事が奪われる」時代が来ると知り、人間にしかできない仕事がしたいと考えるように……。
出産時大きな不安を抱えていた母が、保育者に相談に乗ってもらってとても助かったという話も知っていたので、保育者を目指すことを決めました。

福島学院大学を選んだ理由
県内で進学、就職したいという思いがあったことと、キャンパスがきれいで学習環境に魅力を感じたことが大きな理由です。保育士資格と幼稚園教諭一種免許状どちらも取得できることに加えて、出身高校の校訓「恕(思いやり)」と福島学院大学の建学の精神「真心こそすべてのすべて」に近いものを感じ、惹かれたことも決め手でした。




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入学〜いよいよ授業開始!苦手意識も克服

私が入学した年は、コロナ禍が続いていたものの、大学では対面で授業が開始されました。
苦手意識があった「図画工作」の授業は、「上手に描く、作る」ことよりも自分なりに頑張ることが大事であることや、生物をよく見て描くことが結果的に生き物や命を大切にすることにつながるという学びがありました。
認定こども園でのボランティアや読み聞かせで実習に備える


大学生活2年目…認定こども園でのボランティアや読み聞かせの活動に積極的に参加。こども園の運動会の運営業務で、準備やスケジュール管理など運営側の大変さも体験!本番では子どもたちの懸命な姿にとても感動しました。
読み聞かせの活動からは、いかに子どもの興味や関心を引き出せるか…など、実践で学ぶことの大切さも実感できました。
「学外での実践を通して得た学びを3年次にも繋げよう!」と芽生えた気持ちに私自身びっくり(笑)...成長してるぞ〜って!

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夢への一歩!学外実習で保育現場の実際を知る
3年次…保育所実習や児童養護施設の施設実習では、子どもたちに伝えたいことが伝わっているか不安に感じ、自信をなくすことも…実習日誌に「きちんと子どもに届いている」と指導担当の先生から書き込まれていたことが嬉しく、すごく励みになったことが思い出されます。実習を通して、保育は一人ひとりに合わせゆっくりと、子どもたちの気持ちに寄り添うことが大切だということを改めて感じました。

ゼミナールで専門性を磨く
4年生になると、ゼミナールが本格的になってきます。私は教育学分野のゼミで「伝承あそび」について研究を進めました。必要性と実践例、求められる知識や保育への活かし方、ルールや有効性、遊びの展開の方法など、学生や保育者へのアンケート調査も行いながら、2月の論文発表までに考えをまとめていきます。
卒業後はゼミでの研究を活かしながら保育士として活躍し、将来的には病児保育にも挑戦したいと考えています。



これから大学を目指す高校生の皆さんへ!
メッセージ
未経験のことや苦手意識があることでも、大学で得意なものが見つけられます!福島学院大学は、話しやすくて気が合う先生が多く、先生との距離も近いので、学習面だけではなく、プライベートや人間関係についても相談しやすい環境があります。
安心して目標に向かって、頑張ってください!


目指す職業: | 保育士、病児保育も視野に |
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取得資格: | 幼稚園教諭一種免許状、 保育士資格 |
好きな科目: | ゼミナール |
苦手な科目: | 社会的養護 |
参加クラブ: | 地域貢献クラブ AMUZ! |
暮らし: | 自宅通学 |
出身高校: | 福島県立安積黎明高等学校 |
マネジメント学部・地域マネジメント学科 寺島 貴大さん

野球部に貢献した3年間…やりきった〜


高校時代、初めて野球部に所属。チームのために自分ができることを常に考えて、ムードメーカーとしてチームを支えることに徹しました。高校最後の夏、ひたむきに練習に励む姿勢や明るい性格が評価され、部員が71名いる中でムードメーカーや伝令としてベンチ入りを果たしました。
試合には敗れたものの、野球をやり切ったことで、仲間たちや指導者、支えてくれた家族や友人への感謝の気持ちがあふれました。自分も「誰かのため…」になることがしたい!とより一層強く感じました。
福島学院大学を選んだきっかけ


家族と仲が良くて、特に父にはいろいろなところに一緒に連れて行ってもらっていました。小さい頃から、福島市の公務員として地域活動でも貢献している父にあこがれを感じていたこともあって、「地元が好き」という気持ちが芽生えてきた高校生時代。
将来は、父と同じ道を歩みたいと…地元福島で進学を希望するようになりました。そんな中で、地域に根差した学科がある福島学院大学を知り、「ココなら自分の思い描いていたことができる!」と感じ、進学を決心しました。


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誰かのためにの「誰か」……って?


入学してから、早速~興味のあった地域連携活動に参加する事ができました!
積極的に参加したいと考えていたので、1年間で地域連携活動に取り組んだ数は、なんと8件に及びました!活動の中で、政治家、経営者、行政、地域の方々に出会い、皆それぞれの立場での考え方、それぞれ地域の課題が違うことなど、地域の実情を伺えたことがとても良い刺激になったのを覚えています。
また、中学時代から太鼓隊として参加している福島わらじまつりを通して、賑わいの現場で地域が活性化することの意味について知見を広げています。
地域の方々との交流を通して、誰かのために働きたいと思う「誰か」が具体的に見えてきた1年間でした。


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将来へ向けて…
地元の活性化に必要な知識や能力を開拓中

経済や政策の専門的な授業を進めながら、2年次も地域の祭りや創生プロジェクト、イベントの企画運営など地域連携活動は継続して参加しています。1年次に様々な人と関わったことで、多様な考え方を持つ人たちの会話についていけるようになって、地域の方々とのコミュニケーションの取り方がうまくなったと実感しはじめました。
また、目指すは公務員!なので、大学や学科が開講する「公務員対策講座」に参加して、学力の向上を目指しています。今後は、地域創生や観光について知識を深め、将来的に福島市や地元の振興を支援する立場で活躍したいと思っています。

これから大学を目指す高校生の皆さんへ!
メッセージ
高校在学中でも、ボランティアやイベントなどの活動には積極的に参加して欲しいと思います。自分にできること、やりたいことを見つけるきっかけにもなるし、活動の中で失敗や成功を繰り返すことで、考えの幅が広がります。できることを増やしながら、社会に貢献できる人へと成長していきましょう!


目指す職業: | 公務員(一般行政職) |
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好きな科目: | 地域連携演習Ⅰ 被災地フィールドワーク 心理学概論 |
苦手な科目: | 簿記・会計入門 |
参加クラブ: | バドミントンクラブ |
暮らし: | 自宅通学 |
出身高校: | 私立福島成蹊高等学校 |
短期大学部・保育学科 千葉 さつきさん

英語や資格取得に力を入れた中高時代

小学生の頃から、英語に触れる環境にいたので海外に興味があり、中学2年次には、福島市の中学生海外派遣事業に参加!オーストラリアに1週間程度滞在して異文化交流を体験したことで、何事にも積極的に行動できるようになり自信もつきました!高校時代には、資格試験の取得を目指して意欲的に取り組みました。
日商簿記、ビジネス計算、英検、情報処理検定試験など、高校在学中に取得できる実務資格にチャレンジ〜結果は〜〜なんと6種類の資格を取得することができました。
きっかけは英語部の活動から

高校での部活は英語部で、部長を務めました。
英語を使ったゲームやALTとの会話、異文化のイベントを楽しむ中で、福島市国際交流協会が主催するイベントに参加した際、マスコットキャラクターの介添え中に子どもとふれあう機会がありました。
もともと子どもが好きで、このふれあいが楽しかったこともあり、子どもと関わる仕事がしたいと考えるように…。

福島学院大学を選んだ理由
実は私、福島学院大学附属の認定こども園の卒園児なんですね。
当時の先生がいることで安心感もあったし、毎年のように大学祭に参加していて、私にとっては身近であこがれの大学だったのが決め手でした。また、「早く現場で活躍したい!」という考えから、短大への進学を決定しました。


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楽しみながら保育の基礎を身につけた

入学後の印象は「楽しい!」に尽きます。知っている場所だったので、順調に学生生活を開始することができました。はじめは授業が長く感じましたが、すぐに慣れ、好きなことを学んでいるという実感が湧きました。保育の基礎や保育指針を学んだり、実習につながる指導計画案の作成方法を身につけたり、こども図書館では読み聞かせの実践も行いました。
実習開始!

1年次の6月から附属の認定こども園で基本実習が始まりました。事前指導で服装や実習生としての態度、日誌の書き方などを学んでから臨むのですが、初めはドキドキして、何をしたらよいかわからないという感じだったのを覚えています。
実習では、先生が何でもやるのではなく、子どもが自分で気づけるような言葉がけをしていたのが印象的でした。大学の敷地内にある附属の認定こども園での実習は、見える景色がいつもと一緒で不安も少なく、学科の先生の応援を感じながら進めることがきました。


- 2年次
実習は気づきの連続


2年次になると学外実習が本格化します。泊りがけでの施設実習は、障害者支援施設で、一日の活動、散歩、会話、入浴支援など利用者の援助や支援を実践しました。
歌や教材を使っての交流から、コミュニケーションとは言葉だけではないことに改めて気づかされたし、子どもの気持ちに寄り添うことを心がけて臨んでいると、日ごとに子どもたちが自分の気持ちを表現してくれるようになったことが嬉しかったです。

憧れの保育者を目指して、大学生活を完走する!
実習が終わると、最後の大学祭を大切な仲間と楽しく過ごし、大学生活を満喫しました。
卒業後は子ども一人ひとりを理解して、その子に合わせた保育を行いたいと思っています。安心感のある保育者として保護者の方とも信頼関係を築けるよう努力していきたいです。憧れの保育者を目指して、卒業まで、精一杯走りぬこうと思います。

これから大学を目指す高校生の皆さんへ!
メッセージ
子どもが好きな人、明るい元気な人、思いやりがある人、体力がある人が向いているとは思いますが、まずは自分に自信を持つことが大切です。
自分を信じてやりたいことに向かって頑張る気持ちがあれば授業は楽しいし、実習も乗り切れます。
福島学院大学は、皆さんの夢を全力で応援してくれます!


目指す職業: | 保育教諭 |
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取得資格: | 幼稚園教諭二種免許状、 保育士資格 |
好きな科目: | 保育内容指導法 表現 |
苦手な科目: | 教育行政 |
参加クラブ: | 地域貢献クラブ AMUZ! |
暮らし: | 自宅通学 |
出身高校: | 福島県立福島南高等学校 |
短期大学部・食物栄養学科 高橋 晴斗さん

工業系から食物系へ…進路を決めた高校時代


高校が工業系だったので、2年次に「危険物取扱者乙種第4類」、3年次に「第二種電気工事士」の資格を取得しました。
資格を生かして電気系の仕事に就くことも考えましたが、自分自身に多くの食物アレルギーがあり、以前から抱いていた「アレルギーがある人でも、美味しく食事ができないか」という思いが大きくなったのと、料理も好きだったこともあり、工業系から食物系へと一気に方向転化!新しい分野への進学を決心しました。

福島学院大学を選んだきっかけ

工業科出身の栄養士を目指す!と心に決めてからは、進学する大学や専門学校のホームページやパンフレットで自分に合う学校を探し始めましたね。
そんな中で、男性で栄養士資格が取得できる大学であることと、オープンキャンパスに参加したときに見学した食物栄養学科の実習施設に魅力を感じたことが決め手になりました。



- 1年次
調理実習がとにかく楽しい!

入学後の楽しみは調理実習!いちから何かを作るのは初めての経験で、未知の世界でしたが、とにかく楽しそう。食材の飾り切りにも挑戦!包丁を動かさずに食材を動かして切るという、とても難しい作業だけど、ワクワクしながらチャレンジしていたのを今も鮮明に覚えています。食事は食べることだけが目的ではなく、おいしければ良いというわけでもない…。
目でも味わい、楽しむことで心が満たされるということを授業を通して学びました。
特別研究の科目で映像制作にも挑戦!

食物栄養学科のゼミ的科目「特別研究」では、地域の特産加工品を題材とした映像作品制作に取り組みました。
食品加工の工程を現場でじっくり取材できたことはとても貴重な体験でした。
「東北映像フェスティバル2024映像コンテスト」学生部門で優秀賞を受賞できたことも自信につながっています。


- 2年次
学生同士や先生たちと良好な関係を
築けたのが嬉しい
1年次の前半は専門の授業についていくことに必死でしたが、今では授業時間の合間に仲間たちと遊ぶことも多くなり、とても良い雰囲気です。先生たちとの仲もよく、最近は気さくに話しかけることができる関係になったことがとても嬉しいです。

成長を実感した…2年目の大学生活真っ最中!
2年生になってからは、大量調理や衛生管理、現場を理解するための実習を行います。
学外の実習先の病院では、調理を手伝ったり、入院中の患者さんへの喫食訪問に同行したり…栄養士の役割や現場で求められるものを知る機会となりました。実習先で耳にする単語が大学で学習した内容だった時は、基本的な栄養の知識が身に付いていると実感できたし、男性で栄養士を目指す私は珍しく映ったようで、「頑張ってるね」と声をかけてもらえたのが印象的でした。結果、その実習先の病院が就職先になりました!




これから大学を目指す高校生の皆さんへ!
メッセージ
調理の経験がなくても、大学で一から学ぶ事ができます。
実は、調理技術と同じくらいコミュニケーション力が大切で、チームとして協力し合える協調性があり、明るく笑顔で話ができる人が栄養士に向いているように感じます。
まずは、人間性を磨くこと、それから、自分なりの勉強方法を身に着けておくこともオススメです。


目指す職業: | 病院の栄養士 |
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取得資格: | 栄養士 |
好きな科目: | 調理学実習 |
苦手な科目: | 生化学Ⅱ |
参加クラブ: | バスケットボール、 地域貢献クラブ AMUZ! |
暮らし: | アパート |
出身高校: | 福島県立喜多方桐桜高等学校 |