福島学院大学人材寄付講座を開催しました。
本年度初の福島学院大学人材寄付講座を開催。前飯舘村長で本学客員教授の菅野典雄氏『「お金の世界」から「命の世界」、「心の世界」へ』をテーマに講演していただきました。
11月29日(月) 福島駅前キャンパス
講座では、菅野氏に気づきの大切さや飯舘村の「までいライフ」などについて講話いただきました。また、原発事故後の対応について、国との交渉や村民との関わりの中から、「相手の考えや立場を尊重することが大切。原発事故から何を学び、何を次の世代に伝えていくかを考えることが重要」などとお話しされました。
【講演した菅野氏】
菅野氏は1996年10月の飯舘村長選挙で初当選し、2020年10月までの6期24年にわたり同村長をお務めになりました。東日本大震災、東京電力第一原発事故後には、村民避難の指揮を執り、全村避難後も村や村民コミュニティーの維持、立て直しなどに尽力されました。
【人材寄付講座が開かれた会場】
【講座冒頭に挨拶する桜田理事長・学長】
この度の人材寄付講座はコロナウイルス感染症対策のため、参加人数を制限して開催いたしました。講座には参加定員である約40名の皆様に参加していただきました。
【人材寄付講座に参加いただいた皆様】
人材寄付講座に先立ち
、菅野氏への辞令交付が行われ、桜田葉子学長・理事長が菅野氏に辞令をお渡しいたしました。菅野氏の任期は令和3年11月1日~令和5年3月31日。
【桜田理事長・学長(中央)から辞令を受けた菅野氏(右から2人目)】