学長室より
本学客員研究員で女優の一色采子氏と内堀雅雄福島県知事を表敬訪問しました
本学客員研究員である二本松市観光大使で女優の一色采子氏が、12月12日二本松市安達文化センターで出演する朗読劇「智恵子抄」の開催報告に、桜田学長と共に8日内堀雅雄知事を表敬訪問しました。
一色氏は、本学主催の人材寄付講座に令和元年8月20日にご出演いただき、翌2年に本学客員研究員に就任いただいております。
懇談で一色氏は、「オファーがあった際、自ら智恵子抄を提案し、後に詩集出版80周年の記念の年だったと知り縁を感じた」、「朗読だけでなく演技も織り交ぜており、飽きずに観ていただけると思う。4日の東京公演は大盛況だった」など、劇の見どころや役に対する想いなどを語りました。
公演は、午後2時からと午後4時半からの2回。午後2時の部は完売しているそうです。今後ますますのご活躍を大学として応援していきます。
(中央)内堀雅雄福島県知事、一色采子氏
(右)本学桜田学長、(左)にほんまつ観光協会会長 安斎文彦氏
12日観劇してきました。
「あれが阿多多羅山、あの光るのが阿武隈川」 (『樹下の二人』より)
「智恵子は東京に空が無いといふ、ほんとの空が見たいといふ。」(『あどけない話』より)
智恵子抄の代表格の詩で、ずっと前から知っていましたが、朗読劇を通して、詩に込められた光太郎の想いを新たな視点から深く感じることができました。朗読だけでなく演劇も織り交ぜた構成が観る人の想像を膨らませ、時には涙を流し、終始舞台に釘付けになっていました。「魂が震える感動」をありがとうございました。