小・中学校の図書館担当者が本学の「こども図書館」を視察しました。
7月28日(木) 視察は福島地区学校図書館研究会の研修会の一環として行われ、福島市、川俣町の小・中学校教諭計約50名に参加していただきました。
この度は、同研究会の根本幸枝会長(福島市立湯野小学校校長)が4月にこども図書館を訪れたことをきっかけに、同研究会の広報紙等でこども図書館の紹介、視察への参加を呼び掛けていただき、視察が実現しました。
視察では、2階建てのこども図書館を自由に見学していただいたほか、福島学院大学認定こども園の二谷京子園長(福島学院大学福祉学部こども学科講師)が本学との連携などについての紹介を踏まえながら、参加者の皆さまに施設内を案内いたしました。
視察に先立ち行われた全体会では、本学の佐藤秀美理事長・学長参与のあいさつに続き、二谷園長がこども図書館の概要、本学がこども図書館を活用して展開する「読み聞かせプロジェクト」について説明いたしました。
「読み聞かせプロジェクト」は、読み聞かせを通した学生の言葉の表現力や子どもとのコミュニケーション力の向上に加え、地域の読み聞かせ拠点の創出を目指します。今後、①こども学科、保育学科での「読み聞かせ学習会」の実施②学生による小学校等での読み聞かせ活動③読み聞かせや絵本の選書等について、会議・研究する場としての施設開放、読み聞かせ関連イベントの企画―を検討、実施していく方針です。
今後とも、絵本の充実に加えて、独自の取り組み、コンテンツを強化し、こども図書館のさらなる魅力向上を図ってまいります。