食物栄養学科
[食物栄養学科] 特別講師による調理実習 ~日本料理~
2年生「調理学実習Ⅱ」の一環として、前回の中国料理に続いて日本料理の特別授業を実施しました。
特別講師としてお招きしたのは、福島県綜合調理師会理事長兼「天ぷら ひら井」の店主を務める平井真一朗先生、そして副理事長兼「味乃 桃の井」の店主を務める桃井優吉先生です。
平井先生による「天ぷら」講座
天ぷらの食材には、海老、キス、いか、ししとう、ナス、ペコロスを使用しそれぞれの食材の特徴を生かした揚げ方を実習しました。ご講義の中で、天ぷらは“揚げ物”ではなく“蒸し物”というお話があり、実際に揚がった食材を切ると湯気がでている(=蒸されている)様子を実演してくださいました。
桃井先生による「おつくり」講座
今回は、新鮮なかつおを使って“炙りかつお”を実習しました。炙ったかつおを切る包丁さばきには、学生はプロの技術に釘付け。盛り付けの際には、タコ、大根、大葉、胡瓜、られし、古根、使い形や色彩を考えた繊細な盛り付けについても教えてくださいました。
デモンストレーションが終わり学生の調理に入ると、講師の方々が各班を回り丁寧にご指導くださいました。
今回の天ぷらとおつくりの実習は、日本料理の繊細さを学ぶことができ学生にとって大変貴重な経験になったようです。
ご指導くださいました福島県綜合調理師会の先生方、誠にありがとうございました。