[食物栄養学科] そば打ちの特別授業を行いました!
2年生「調理学実習Ⅱ」の特別授業として、そば打ちを行いました。
指導してくださったのは、「手打ちそば よしなり」の店主を務める吉成和巳先生です。
本学蕎麦部での活動もされており、毎年、のぎく祭などで美味しい蕎麦を提供されています。
今回の実習では、そば粉からそばが出来上がるまでの工程を細かく丁寧に教えてくださいました。
その様子をご紹介いたします。
そばが出来上がるまで
はじめに、そば粉に必要な分量の水を少しずつ加えます。
水の量はその日の天気や部屋の湿度によって異なるため水加減が難しく、先生方に指導してもらいながら作りました。
パン粉くらいまでポロポロにしたら捏ねる作業に移ります。
その次は、生地をノシます。ノス際には、猫のような手をしてノシます。
慣れない作業だったため厚さにムラができてしまい、均一に薄くノスことに苦戦しました。
そばを切る際は、均一な幅になるように切ります。生地を押さえる左手の形や、切るテンポにはコツがあることを教わりました。
最後に、食べる直前に蕎麦を茹でることが最大のポイントです。
そば粉を使った多彩な料理
今回は、手打ちそばの他に、そば茶ごはん、豚肉汁、そばがきを作りました。
お米と一緒にそばの実を入れて炊くだけで、香りの良いそば茶ご飯を作ることができます。
また、そばがきは、鍋にそば粉と必要な分量の水を加え加熱しながら攪拌すると、75度を超えたあたりから粘り気が出てきて固まることを利用して作ります。
そばの多様な調理法と味わいに学生達は大変感動し、勉強になったようでした。
お忙しい中ご協力いただいた先生方、ありがとうございました。