食物栄養学科
[食物栄養学科]2年生「食品加工実習」授業トピック
食物栄養学科2年生前期に開講されている、食品学加工実習の様子を紹介します。
この授業では、食品加工学の講義で学んだ、基本的な原理、製造工程について実習を行い、理解を深めます。班ごとに調べて加工レシピを工夫・提案し作るため、毎回様々な加工食品ができあがります。楽しみながら食品加工の原理を理解できる授業です。
果物の加工(ジャムの製造実習)
果実中には「ペクチン」という多糖成分が含まれています。果物を煮詰めていくと、この成分は糖分(砂糖)、酸(果実由来)の作用によってゼリー状に凝固し、ジャムができあがります。
ジャムのできあがり糖度を計算・確認しながら、砂糖を加えます。
ジャムを煮詰めながら、ジャムを入れる瓶も殺菌します。
各グループで目標とした糖度を目指します。このグループは60~65%を目指しました。
ジャムが完成したら、殺菌した瓶に詰めます。
瓶詰め後のジャムを再度加熱殺菌します。
瓶詰め後の熱々のジャムは、すぐ逆さまにし、ジャムの熱により蓋の裏も再度殺菌します。
ジャムが完成しました!!
左から、パイナップルジャム・イチゴジャム・ブルーベリージャム瓶の蓋が凹になっていることもチェックします!
次回はどんな食品加工を行うのでしょうか?
楽しみです!!