
[地域マネジメント学科]交通事故分析研究結果発表会を実施しました。
福島学院大学生が交通事故防止に向けた研究成果を発表
~福島県警察との連携による「交通事故防止サポート校」活動~
2025年4月、福島学院大学は福島県警察より「交通事故防止サポート校」に指定されました。
これを受け、地域マネジメント学科の3年生約30名が、菅野年幸講師の授業「地域における安全安心」の一環として、県内の交通事故データを活用した分析研究に取り組みました。
学生たちは令和2年から令和6年までの5年間の交通事故統計を基に、6班に分かれてそれぞれが設定した研究テーマに沿って調査・分析を行い、成果を発表しました。
■ 発表会概要
- 日時:令和7年9月24日(水) 午後2時~午後4時30分
- 会場:福島県警察本部 2階 記者会見室および大会議室
- 発表者:福島学院大学 地域マネジメント学科 3年生 約30名
■ 研究テーマ一覧
- 飲酒運転による事故
- 青年運転者による事故
- 高齢運転者による事故
- 県内地域別の事故傾向
- 車両形状別の被害状況
- 年齢別シートベルト着用と被害状況
■ 発表会の様子
冒頭では、武藤孝雄交通部長より「厳しい交通情勢の中、学生の視点による分析と提言は、今後の交通事故防止対策に大いに役立つ」との挨拶がありました。
続いて、菅野講師からは「初めてのサポート校指定に戸惑いもあったが、学生たちは真剣に取り組み、福島の復興に向けた考え方の基礎となる貴重な経験になった」との言葉が寄せられました。
■ 表彰式
審査の結果、「飲酒運転による事故」をテーマにした班が最優秀に選ばれ、「交通部長賞」が班のメンバー一人ひとりに授与されました。
■ 交通部長による講評
「初めての発表で緊張もあったと思いますが、資料や内容は要点がよく整理されており素晴らしかった。中には私たちが想定していなかったような提言もあり、大変参考になりました。今回の経験を通じて、交通安全の意識を高め、日常生活の中でも実践してほしい」との講評がありました。
■ その他の活動
発表会終了後には、「交通管制センター」や「全国初の水素パトカー」「白バイ」の見学が行われ、記念撮影も実施されました。
また、報道機関の関心も高く、テレビ3社および新聞各社による取材が入り、広く報道されました。