
[地域マネジメント学科]「被災地学習」授業にて浜通り学習会を開催しました!
「ふくしまならではの学び」を掲げる本学科では、2年次学生向けに「被災地学習」という授業科目を開講しています。
この科目は、震災・原発事故の被災を通して、災害や災害被害から垣間見える社会や地域のあり方を学ぼうとするものです。
授業では、浜通り地方や県庁、福島復興局への訪問学習を行っています。
5月16日(金) 「浜通り学習会」を実施しました。
参加学生19名
引率教員:武田、田川
■午前の部■
福島第一原子力発電所へうかがい、廃炉作業の進む発電所の現状を見学しました。
昨年と比べても、原子炉建屋周辺での作業員の方の動きが多く見えるようになった、という印象が残りました。
■午後の部■
(一社)ふくしま部さまのご協力により、浜通りで活躍されている3名の若手起業家の方からのレクチャーと対話学習を行いました。
●OWB株式会社 野口福太郎 様
●marutt株式会社 西山里佳 様
●(一社)Horse Value 神瑛一郎 様
浜通りでの起業の経緯や地域社会への貢献など、普段は触れることのできない話を浴びて、学生は圧倒されていました。
対話学習では、ふくしま部の石川綾佳 様、嶋吉慧 様にもご参加いただき、熱心な対話が展開されました。
学生からは、 原発の廃炉のために働く人の多さ、電力会社の努力がたくさん見えてきたという声であったり、移動途中に見えた家が草で生い茂る光景などに驚き、まだまだ復興途中であることを感じたり、といった声がありました。
そして、被災地であることをマイナスに考えず、むしろポジティブに捉えられる起業家の方の意識への驚き、自分自身の将来をあまりに固く考えていたことに気づかされたなどの声もありました。
ご協力を賜り、お世話になりました皆さまに厚く御礼を申し上げます。