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地域マネジメント学科

[地域マネジメント学科]学生サイエンスカフェを開催しました。

学生サイエンスカフェ

「測って安心」から13年――ふくしまの食の安全のこれまで・これから

1月29日(水) 福島県食品生活衛生課主催の食品検査結果に関するサイエンスカフェを開催しました。昨年のワークショップにひきつづき2度目の取り組みとなります。

食品中の放射線と放射性物質の検査の取り組みも、震災から時間が経つにつれて存在が認識されにくくなってきているのが現実です。しかし、放射線の存在が消えたわけではありませんし、これまでの食品安全の取り組みを振り返り、将来への教訓を得ることも大切です。ただ、「この種の話に触れること自体が議論を呼ぶこともある」と考えることもでき、複雑な問題構造を抱えています。

サイエンスカフェ

科学に対するアプローチのハードルを下げ、生活の中の知識と科学的な知識のつながりを想像できる場面を増やすため、気軽に参加できる機会としました。

今回の取り組みは「復興と政治」の授業における特別講義として開催したことから、科学と社会の関わり方についての前提知識を得たうえで話し合うことができました。
学生からは「放射線の問題に触れようとする限り、色々な社会の反応は起きざるを得ないから、その段階で再び考えるしかないのでは」「科学と聴くと身構えてしまうが、思うままを話せる場だったので親しみが湧いた」などの反応があり、教員が考えさせられる部分もありました。まとめとしてのアピール作成を通し、これまでの自身の行動を反省する場面も多く見られました。

短期大学部食物栄養学科の諸先生方にもご協力いただき、学科横断の取り組みとして開催できましたことに感謝申し上げます。


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