［地域マネジメント学科］令和6年度第2回公開講座「みぢかな地域遺産から考える21世紀のまちづくり」を開催しました。

10月5日　宮代キャンパス

みぢかな地域遺産から考える21世紀のまちづくり

講師：マネジメント学部地域マネジメント学科教授　黒石いずみ

福島の持続可能なまちづくりが、地域文化遺産の保存活動を通して行われることの有効性が紹介されました。
具体的には、生活環境を構成する多様な技術資源として、安積疏水や荒川の堰などに見られる治水技術、その技術を支えた和算の伝統が地域の文化的ポテンシャルの高さを示す例として説明されました。
また、100年前に東北で建設された恩賜郷倉が、福島の各地にも残っていることから、それを守ってきた人々の記録を含めて、ユネスコの地域遺産に登録する活動を行っている事が報告されました。当日は、会場参加者からたくさんの発言や質問があり、大変活発な公開講座になりました。