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福祉心理学科

[福祉心理学科]2年生科目「精神保健福祉相談援助の基盤(基礎)」に ゲストスピーカーをお迎えしての授業 ― 福祉現場で働く方のリアルのお話は心に響きました

6月18日(火)の「精神保健福祉相談援助の基盤(基礎)」の授業に
けやきの村(障害者支援施設)の園長で社会福祉士・精神保健福祉士の舟山信悟先生にお越し頂き、
「社会福祉士の役割と意義、精神保健福祉士との協働」と題してご講義いただきました。
いきなり「みなさんは、どんな仕事に就きたいと思っていますか?」と問いかけられ、
受講者一人一人が深く考えさせられ、それぞれが今の思いを発表するところから始まりました。
そして「在学中に本学科で資格を取れるチャンスを生かして!」と激励を受けました。
「これから障害福祉の現場が日本を支える。
制度を変えるよりも、支える人をいかに作っていくか。
地域共生社会の鍵を握るのは障害福祉、
なぜなら障害福祉ではすでに子どもから高齢者まで幅広い年齢層を地域で支援してきているから」との力強い言葉でした。
人が一番見られたくないところのケアを他の人に委ねて生きている人との関わりを通して、
目の前にいる利用者が何をしたいかに寄り添う、相手と同じ方向を見る、
その人の人生に寄り添っていく仕事の魅力に気付けるかどうか
これからどう働いていくかについて、福祉の大先輩からのお話でした。
先生の座右の銘として
「真剣だと知恵がでる 中途半端だと愚痴がでる いい加減だと言い訳がでる」
「努力する人は希望を語り、怠ける人は不満を語る」
「都合のいい妥協はしない」
などなど、舟山先生の誠実なお人柄と生き方に沢山のことを学ばせていただく機会となりました。
舟山先生、どうもありがとうございました。