福島学院大学
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福祉心理学科

[福祉心理学科]授業をチラ見せ!その1「社会福祉原論」

大学で行われている通常の授業の様子はなかなか見る機会がないものです。
そこで、これから不定期に福祉心理学科で開講されている授業を紹介させていただきます。

今回は「社会福祉原論」!

社会福祉原論では、これまでの福祉の歴史や現代社会における福祉の在り方、福祉政策などについて幅広く学びます。 とても難しい科目ではありますが、本授業では多様化する現代の社会問題について答えを求めるのではなく、 「考える」ことを中心としてアクティブラーニングなどを活用し、理解を深めています。 この日は、事前に講義形式で学んだ「貧困」についてディベートを行いました。

テーマ『貧困は本当に不幸なのか』

※今回は貧困を日本における相対的貧困(等価可処分所得122万円以下 4人家族で250万円以下)の状態としています。

まずはテーマについて、個人で考える時間を取りました。 講義後に回収したリフレクションペーパーを見ると、この時点では「貧困は不幸である」と考える学生さんが半数を超えていたようです。

その後、「貧困は不幸である」と主張するAチームと「貧困は不幸ではない」と主張するBチームそれぞれ6名ずつに分かれました。 チームメンバーは教員が無作為に選出したため、個々の意見が必ずしもそのチームの意見と合致しているわけではありません。

でも、そこがディベートの面白いところ!自分の意見と異なる主張をするためには、自分の意見を反証することになります。

う~ん、難しい!でも、学生さんは、そこから多様な視点で考えること等を学びます。

残った約30名の学生さんは傍聴人という名の判定員です!
スマホのアプリを活用し、自分の考えをリアルタイムで反映していきます。

両チームから様々な意見が出るたびにみんなの意見が動いていきましたが、 最終的に、傍聴人(判定員)の判断はちょうど半々になりました!(写真を撮り忘れるという致命的ミス…申し訳ありません)

その後、ディベートの前後で自身の意見や考えがどう変わったかをリフレクションペーパーにまとめます。
すると、確かに傍聴人は半々に意見が分かれましたが、中立に近い立場の中で「どちらかというと」という判断をしてくれた学生さんが多かったことがわかりました。ディベートが進めば進むほど色々な考えが出てきて判断に困ったという意見がたくさんありました。

「幸福に対して裕福であることは絶対条件ではなく、不幸に対してもまた、貧困であることは絶対条件ではない」

これは、学生さんのディベート後の意見の一つです。我々、福祉や心理といった人にかかわる仕事では、とても大切な考えですね。

貧困状態は決して良い状態ではないため、その状態の改善を目指すこととなりますが、何に幸福を求め、感じるのかは人それぞれです。

それぞれの異なる価値観を理解しながら支援をすること。それを考えるきっかけを得られたようです。

自分で考えて当たり前のように見える答えにたどり着くこと。もしくは考え続けること。大学という場だからこそできる贅沢な学びの時間ですね!


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