園長あいさつ

本園の幼児教育について

園 長  増子 恵美子

 幼稚園は、学校教育法に基づく『学校』として位置づけられております。子どもは3歳になると周囲への興味・関心などから、人とのつながりなどを求めるようになり、今までのような親への全面的な依存の状態から“自分でやってみたい”という自立という時期に向かいはじめます。
 幼稚園は、このような発達の特性を踏まえ、初めての集団生活の中で、一人ひとりの状態を十分に加味し、それぞれの良さや可能性を伸ばしていくところです。また、日々接する身近な人(友達・先生・保護者)への愛情を子どもたちに伝え育む場所でもあります。
 本園では、“遊び”を大切にした教育を実践しております。子どもたちは、様々な遊びを体験することで、人の気持ちに触れ、その痛みや優しさに直接触れながら、次第に上手に人と関われるようになり、少しずつ言語も豊富になります。また、自然の美しさや季節の移りかわりなどに触れる中で感性も豊かになってきます。このような日々の生活の積み重ねが小学校以降の学習の基盤を作っていくのです。
 さらに、本園では、5領域(健康・人間関係・環境・言葉・表現)をバランスよく教育カリキュラムの中に取り入れながら、心豊かな人間形成を実践しており、友達とかかわりながら自分の力を十分に発揮し、『自主的に園生活を送る』ことが出来るような保育の実践につとめております。
 3月11日の東日本大震災後、福島には負けずに頑張っている保護者と子どもたちがおります。私たちは、全力でその方々を支えていきたいと思っております。
 本園の自慢でもあった園庭は、表土改善工事を終えております。教員も手作業で子どもたちの遊べる環境作りを目指して懸命に取り組んでおります。9月下旬には、園庭に新しい遊び場が完成します。
 私たち幼児教育に携わるものは、子どもの環境をより良いものにするために、立ち止まらず前に進んでいかなければなりません。子どもたちに「笑顔」と「夢」を与えられるような、そんな教員でありたいと常々思っております。
 本園に入園した一人ひとりの子どもたちが、楽しく充実した園生活を過ごす中で、友達と十分にかかわり合いながら、自分の良さに気付き、その力を十分に発揮しながら、他者への思いやりと、感謝の気持ちを持てる子どもたちへと育っていってほしいと私たちは、心より願っております。

~ 幼児一人ひとりの時間を大切に、子どもに寄り添いながらじっくりと見守り・育んでいきたいと思っております。 ~

ページトップへ