教育及び保育理念・内容

幼保連携型認定こども園 学校法人福島学院 福島学院大学認定こども園(以下「当園」という。)は、教育基本法および学校教育法並びに認定こども園法にもとづき、幼児を教育・保育し、その健全なる心身の発達を図り、情操豊かな幼児に育成することを目的とする。

  1. 入園する子どもの利益を考慮し、在園時間・入園時期・登園日数の違いを踏まえ、状況に応じた環境構成を工夫するように努める。
  2. 家庭との連携の下に、子どもの状況や発達過程を踏まえ、教育及び保育を一体的に行うものとする。
  3. 0歳から小学校就学前までの一貫した教育及び保育について、発達の連続性を考慮して展開するとともに、連続性生活リズムの多様性に配慮した教育及び保育を行う。
  4. 小学校教育への円滑な接続のため、乳幼児期にふさわしい生活を通じ、創造的な思考や主体的な生活態度などの基礎を培う。
  5. 落ち着いた環境の中で教育及び保育を行うように努める。
  6. 生きる力の根源である乳幼児からの食教育を通じ、五感を使う味覚教育、食に感謝をする心や食事のマナーを含めた食教育に努めるものとする。
  7. 前項のほか、福島県幼保連携型認定こども園の設備及び運営に関する基準を定める条例やその他関係法令・通知等を遵守し、教育及び保育運営を実施するものとする。
  8. 子どもの年齢に応じた教育・保育内容
【0歳児】
  • 保育教諭との情動的交流の中で情緒の安定を図り、個々の生活リズムに合わせて生理的欲求を十分に満たしながら生命の保持と生活の安定を図るように配慮する。
  • 安全で魅力溢れる環境のもとで、意欲的にあそびながら身体や感覚の機能を育み、探索活動を十分に行えるようにする。
【1歳児】
  • 生活やあそびを通じて自分でしようとする気持ちが芽生えるように配慮する。
  • 保育教諭を通じて、友達と関わってあそぶ楽しさを味わうようにし、また、生活やあそびの中で簡単な言葉のやりとりも楽しめるようにする。
【2歳児】
  • 生活の中で少し先の見通しを持ちながら基本的生活習慣を自発的に行えるように配慮する。
  • 自分の意志や要求を言葉で表出できるようにし、また、あそびの中にある簡単な決まりごとがわかるように工夫しながら保育する。
【3歳児】
  • 基本的生活習慣が次第に身につくようにし、また、生活やあそびの中にきまりがある事が分かり、守ろうとする気持ちが育つように配慮する。
  • 保育教諭や友達の話に耳を傾けながら、自分の思っていることも相手に言葉で伝える事が出来るようにする。
【4歳児】
  • 生活に必要な習慣や態度を身につけ、また、きまりを守る大切さを知ることができるようにする。
  • 友達や保育教諭との様々なかかわりの中で、自己を発揮することが出来るようにする。
【5歳児】
  • 日常生活に必要な習慣・態度、及び社会生活における望ましい習慣・態度を身に付け、且つ自主的に行動できるようにする。
  • 自分の力を十分に発揮しながら自己肯定力を伸ばし、また、様々な面において自分なりの目標を持ち、取り組むことが出来るように配慮する。