福島学院大学
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情報ビジネス学科

[情報ビジネス学科]2年生が浪江町で被災地研修を実施しました!

情報ビジネス学科では、令和2年度より福島県浪江町との連携授業をスタート。
令和3年3月には浪江町との連携協定を締結しました。

2021年12月4日(土)、情報ビジネス学科2年生の県内研修として浪江町を訪問しました!

 

ほとんど知らなかった、浜通りの復興状況

2年生は、2011年当時小学生だったこともあって、震災や原発災害について断片的な情報しか持っていなかったようです。今回改めて浜通りの被害状況や復興の道のりなどについて学ぶことができ、非常に有意義な時間を過ごすことができました。

 

浪江町役場で復興の状況を詳しく講話いただきました

<参加学生のアンケートより>
自分たちの日常が3.11から一変してしまい、今も復興の最中で県民だけでな く県外に避難して暮らしている人もいることがとてもよくわかりました。放 射能の影響も無くなり、県民が皆戻ってきてまた活気溢れる町になってほし いと強く思います。

 

浪江駅周辺や、工業団地などを見学しました

浪江駅周辺は、著名建築家の隈研吾氏が再開発を手掛けることが発表され話題になっています。
駅前には実証実験中の「無人タクシー」の操作端末もあり、復興に向けた様々な取り組みに触れることができました。

工業団地には、世界最大規模の水素プラントやロボットテストフィールドなどが集積しています。

県内唯一の震災遺構「請戸小学校」を見学しました

2021年10月にオープンしたばかりの請戸小学校を見学。
沿岸から近く、津波で大破した校舎が当時のまま保存されています。

<参加学生のアンケートより>
震災後沿岸へは何回か訪れたことがあるが、実際に被害を受けた小学校を見 て、津波の恐ろしさや威力を痛感した。黒板に書いてあったことを読んで実 際に被害を受けた人のことを思い、胸が締め付けられた。

 

東日本大震災・原子力災害伝承館を見学

<参加学生アンケートより>
震災が起きた時は小学3年生で当時は何が起きていたのかよくわからなかっ たけど、20歳になり改めてあの日何があったのか原発についての映像を見 て少しずつ理解を深めることができました。 最近ではまた地震が起こり始めているので、気を抜かずに自分たちの命は自 分たちで守れるように行動していきたいです。

 

 

<企画運営>情報ビジネス学科長 木村信綱
<協力>浪江町