福島学院大学
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情報ビジネス学科

[情報ビジネス学科]台風被災地区からの質問や要望を行政機関に届け、回答を頂きました。

3年前の台風で被災した福島市杉妻(すぎのめ)地区からの質問や要望を行政機関に届けて、回答を頂きました。

大学が住民と行政機関の橋渡しを務める

情報ビジネス学科のゼミナールⅠ(科目担当:安田信二教授)が企画した「福島市杉妻地区の防災と減災を考えるフォーラム」(今年4月開催)では、参加した住民の皆さまから行政機関に対して質問や意見、要望が寄せられました。

杉妻地区には阿武隈川や濁川(にごりがわ)などの河川が流れています。
3年前の東日本台風(令和元年台風第19号)の際に、濁川の堤防決壊などによって住宅の浸水などの被害が生じました。

4月のフォーラムでは、新型コロナウイルス感染症対策のために、会場での口頭による質疑応答を控えていただき、あらかじめ配布した用紙に質問や意見を記入する方式を取り入れました。質問内容の取りまとめには、ゼミナールⅠの学生4人(菅野裕太さん、菊田瑠香さん、富田雄貴さん、德永志織さん)と安田教授が携わりました。学生は住民の声に触れながら、防災や減災に向けた取り組みの大切さに理解を深めました。

質問をまとめた文書は、河川の管理や防災などを担当している国土交通省東北地方整備局福島河川国道事務所、福島県県北建設事務所、福島市危機管理室に届けて、回答をお願いしました。

主な質問と回答には、阿武隈川の抜本的な改修、阿武隈川と濁川の合流地点のバックウォーター対策、川の堆積物の撤去、今後の河川改修計画、水害(洪水)の際の公的な避難所の確保などがあります。各行政機関の皆さまには大変お世話になり、ありがとうございました。心より感謝と御礼を申上げます。

質問と回答はこちらからご覧いただけます。
住民が行政機関からの説明を聞いて、防災や減災の取り組みを考えた4月のフォーラム(福島市黒岩、福島県青少年会館)