福島学院大学
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こども心理専攻(修士課程) 
大学院 心理学研究科

学科TOPICS

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こども心理専攻の特徴

保育教育の現場における今日的課題に
3つの科目分野からのアプローチ

 「こども心理専攻」は、乳幼児期から児童期における、こどもの保育、教育上の今日的課題や個人的課題を研究し、こども及び保護者、家族への心理相談や心のケアにも応じられる高度な専門的職業人の養成を目指しています。現場で培ったそれぞれの経験を踏まえて、タイムリーな問題を多角的な観点から議論し、こどもの心理を研究していきます。保育・教育の現場が抱えるさまざまな課題を解決していく能力を養うため、「現代こども事情」をベースに「こども心理」「こども発達障害」について研究していきます。

研究科目分野 科目分野概要
「現代こども事情」関連科目 家庭、保育・教育の現場、地域社会におけるこどもを取り巻く環境の諸相と諸問題について研究します。
「こども心理学」関連科目 こどもの「心の問題」を家族、保育・教育の現場、地域社会との中で理解していきます。
「こども発達障害」関連科目 こどもの諸問題に発達障害の面からアプローチします。知的障害、自閉症、学習障害等について、理論や対応する技法を研究します。

現職者に開かれた大学院

 「こども心理専攻」は、仕事をしながら学ぶ方にも学びやすいよう、開講時間や修業年数、選考方法にも便宜を図っています。

  • 夜間開講
     授業が開講される時間帯は、平日の18時00分〜21時10分まで。アフターファイブに通学が可能となります。また、夏期、冬期休業中の集中講義も行います。そのため、学期によって週1日から3日の通学で修了を目指すことが可能です。

  • 修了年限
     標準修学年限は2年間ですが、3年間で修了することも可能です。4年間在籍できます。詳しくは履修モデルをご覧ください。

  • 短期大学卒業の現職者も受入れ
     学校教育法施行規則第155条第1項第8号の規定に則り、短期大学卒業者で幼稚園教諭又は保育士として就業経験2年以上で、22歳以上の方の大学院志願を受け付けております。

学位・修業年限・募集人員

専攻名 学位 修業年限 受験資格 募集人員
こども心理専攻 修士(こども心理) 標準2年(※) 募集要項に記載 7名

(※)3年間での計画的履修も可能です。

学修場所 宮代キャンパス

 宮代キャンパスをメインキャンパスとして授業を実施します。なお、宮代キャンパス選択科目中、臨床心理専攻と共通科目(5科目)を選択した方は、その教科を福島駅前キャンパスで授業を行います。ただし、4ページ記載の科目中●の印のある2科目は双方向テレビシステムにより、宮代キャンパスで受講することができます。

授業の概要

 必修科目5科目、選択科目17科目が開設されています。修了には、必修科目10単位と選択必修科目4単位、及び選択科目16単位以上、計30単位以上を修得し、併せて修士論文の審査及び試験に合格することが必要です。
 なお(*)の科目は臨床心理学専攻との共通開講科目で駅前キャンパスで開講となります。そのうち(●)は双方向テレビ講義システムをつかって宮代キャンパスで履修できます。

授業科目 卒業 単位 授業の概要
現代こども事情関連科目 現代家族事情特論 選択 2 現代家族に焦点をあわせた「家族の理論」と現代家族の諸問題について、特に、夫婦関係、親子関係、女性、老後問題など身近な問題からとり上げ、考察する。
現代こども事情特論 選択 2 幼稚園、保育所、認定こども園、小学校、学童保育など、現代のこどもを取り巻く諸問題について、発達心理学および隣接領域の理論や知識をベースに討論する。
現代保育者事情特論 選択 2 集団保育施設が現在直面している課題がどのような背景のもとに生まれているのか、課題解決の処方箋として考えうることは何か、議論を交えながら考察する。
現代地域福祉事情特論 選択 2 現代社会の福祉問題の状況を踏まえつつ、学生の問題提起のもとに議論を深める。
こども心理関連科目 幼児発達心理学特論 必修 2 育児や保育の実践的な課題を子どもの育つ過程での心理的な側面に焦点をあて心理的な課題に関する研究論文、文献によって議論を深める。
臨床心理学特論 必修 2 子ども心理学や子育て現場の実践に関わる問題に触れながら、この分野に関する今日的課題を論じる。
発達臨床学特論 必修 2 教科書で取り上げられているアセスメントの対象、環境、立場について、関係文献を自ら検索し、発表することを輪番で行い、疑問点等を討論で解決する。
教育心理学特論(*)(●) 選択 2 教育実践場面での諸問題が教育心理学の知見とどう結びつくのかを中心に検討する。
家族心理学特論(*) 選択 2 本講義では、現代家族の様相と、「システムとしての家族」を理解し、臨床心理学的観点から論じていく。また、家族合同面接における実践的な演習も取り入れていく。
教育心理学特論 選択 2 教育実践場面での諸問題が教育心理学の知見とどう結びつくのかを中心に検討し、学習者の内面からの理解を追求する。
家族心理学特論 選択 2 現代家族の様相と、「システムとしての家族」を理解し、臨床心理学的観点から論じる。また、家族合同面接における実践的な演習も取り入れる。
発達臨床心理学特論 選択 2 標準化された発達評価ツールでは把握しきれない発達の質的情報に関して、どのように読み解き、連続的な過程として捉え、理解し、発達予測をするのかを学ぶ。
心理カウンセリング演習 選択 2 カウンセリングの理論や方法そして対象理解等に関する知識を深めると同時に、試行カウンセリングを行い、自らの周囲に与える影響、機能に関して考察する。
心理学研究法特論(*)(●) 選択 2 自ら心理学的研究を計画し、推進するための方法を学ぶ。特に、調査法を用いた論文の読解と、調査系研究における具体的な方法論を身につけることを主眼とする。
こども発達障害関連科目 精神医学特論(*) 選択必修 2 各種の精神障害、特に発達障害、うつ病などの臨床症状、病態と原因、医学的治療法、心理療法、リハビリテーションなどについて基礎的、臨床的知識を深める。
発達障害学特論I 選択必修 2 発達障害、主にADHD、LD、ASD、アスペルガー症候群などについて心理学、精神医学を概論し、サポート、支援、治療の方法を学ぶ。
発達障害学特論II 選択必修 2 発達障害についてその発生要因を医学・生物学的な視点に重点を置いて講義し、公衆衛生、社会との関連性・位置づけについて受講者間の相互討論を行う。
発達障害児心理学特論(*) 選択 2 知的障害、自閉症、注意欠陥多動性障害、学習障害等の発達障害について、その概念、診断、原因、援助原理について学ぶ。
発達障害児心理学演習(*) 選択 2 発達障害児およびその保護者に対する援助方法・技法について学ぶ。特に行動療法の技法とその適用については体系的・重点的に学習する。
音楽療法 選択 2 心身障害児(者)や高齢者のほか、災害時の音楽療法にも焦点を当て、対象の理解、目標設定、組み立て方、扱われる活動(歌唱、楽器、身体表現)について学ぶ。
自由研究 自由研究I 選択 2 学生自らが専攻領域に関連する課題を設定し、自らの力で論文を作成する。
担当教員が学修成果を評価する。
自由研究II 選択 2 学生自らが専攻領域に関連する課題を設定し、自らの力で論文を作成する。
担当教員が学修成果を評価する。
課題研究 課題研究I 必修 2 受講生自ら興味のある課題を設定し、自らの力で論文を作成する。
担当教員が学修成果を評価する。
課題研究II 必修 2 受講生自ら興味のある課題を設定し、自らの力で論文を作成する。
担当教員が学修成果を評価する。
修士論文 必修   修士論文の作成、修士論文審査会での口頭試問、修士論文発表会での発表を行う。

2年修了の場合の履修モデル

〈平成27年度の時間割です〉

3年計画履修修了の場合の履修モデル

〈平成27年度の時間割です〉

ディプロマポリシー(学位授与方針)

 必修科目10単位、選択必修科目4単位、選択科目16単位以上、計30単位以上を修得し、かつ必要な研究指導を受けた上で、修士論文の審査および試験に合格した方に修士(こども心理)の学位を授与します。

カリキュラムポリシー(教育課程の編成・実施方針)

こども心理専攻は、乳児期から児童期における、こどもの保育・教育上の今日的課題および個別的課題に対応できる心理的援助支援の内容を学修します。現職者として現場における経験、体験に応じて自主的、自立的能力を涵養することを目的として、討論形式もしくはケーススタディ、PBLを導入した授業などで進める中で修士論文にまとめる指導をします。専攻分野の研究能力を育てるため、現代こども事情関連、こども発達障害関連、こども心理学関連の3科目分野で教育課程を編成しています。

アドミッションポリシー(入学者受け入れ方針)

 乳幼児期及び児童時期における、こどもの保育・教育上の今日的課題及び個別的課題を研究し、こども及び保護者、家族への心理相談や心のケアを通じて、保育教育の現場に役立つ人材の育成を目指しており、これらの知識、技能を活かして現場教育の向上に尽力したい人を求めている。

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