GPA制度

GPAって何?:GPA(Grade Point Average)は、アメリカの大学で一般的に行われている学生の成績評価の一種で、授業科目ごとの成績を再評価し、1単位あたりの平均(GPA)を出す方法です。本学ではこのGPA制度を活用し、独自の成績評価を行う他、履修科目の制限や短期大学から福祉学部への優先編入学条件、福祉学部から大学院への進学条件、学長表彰等に活用しています。

本学のGPA評価方法

 本学では、評価の公正化と厳格性を確保するため、「素点」と「単位数」をもとにGPAを算出する方法を採っています。この方法によれば、ランク内格差(同じA評価でも89点と80点では9点の差がある)が素点に応じて評価され、さらに取得単位数に見合う公正な評価が可能となります。

本学の評価

 単位を取得するためには、履修した科目の評価を受けなければなりません。科目の評価は福祉学部、短期大学部とも、100点を満点とし、60点以上で合格、59点以下は不合格となります。

A+90点以上
A80点~89点
B70点~79点
C60点~69点
D50点~59点
F50点未満

※科目によっては、認定、不認定とのみ記載する場合があります。

成績判定の方法

 学習成績の判定は、前期・後期の中間試験、期末試験(半期の開講科目もあります)、レポート、調査、作品、実技、出席状況、口頭試問および小テスト・小論文など、担当教員の定めるところにより行われます。

卒業認定単位数

 各学部・学科・専攻科を卒業・修了するためには、60点以上の評価を受けた科目の累積単位数が必修科目を含め、下表の単位数以上必要となります。

学部名 福祉学部 短期大学部
学科名 福祉心理
学科
保育科
第一部
保育科
第二部
食物
栄養科
情報
ビジネス科
専攻科
福祉専攻
第一部
専攻科
保育専攻
第ニ部
教養
教育科目
28単位 18単位 12単位 14単位 17単位 50単位 30単位
専門
教育科目
96単位 46単位 50単位 50単位 52単位

※上記の単位数は卒業・修了するために必要な最低単位数です。
免許・資格等の取得には、さらなる単位の取得が必要です。

GPAによる卒業認定

 前述の通り、各学部・学科を卒業するためには、規定数以上の単位の取得が必要であるうえに、GPA で70点以上取得することが必要です。なお、成績評価の結果、不合格と判定された科目およびC評定単位取得科目は、再履修することができます。またGPAが足りずに卒業年次で留年した場合は、学費免除等の措置もあります。(学則第 62条)

本学のGPA活用例

(1)履修科目の制限に利用

 福祉学部は、「相談援助実習」と「精神保健福祉援助実習」および児童福祉・カウンセリングコースでの保育士資格取得にかかる「保育実習事前・事後指導」、「保育所実習」、「施設実習」、「保育所実習II」、「施設実習II」において、履修する前年度末の時点でGPAが70点以上でなければ履修できないという履修制限を設けています。ただし、その後の学期末においてGPAが70点以上となった場合、当該履修制限 は解除され、翌年度に履修することができます。
 短期大学部は、保育科第一部・第二部の「教育実習」、「保育実習・同II・同III」においてGPAによる履修制限を設けています。

授業評価制度

 学生のGPAによる成績評価同様、学生と共に授業を改善することを目指し、「学生による授業評価」アンケートを実施しています。評価は最終授業時に行われ、「授業内容」、「授業方法」、「意欲・態度」の3つの分野について10項目に分けて授業評価を行っています。このアンケートの結果が次年度以降のより良い授業の展開に反映されていきます。

(2)ダブルメジャー制度の履修選別に利用

 福祉学部では、併設する短期大学部にて開講している、いろいろな授業を特別聴講生として履修することができる「ダブルメジャー制度」を導入しています。当制度を利用し、1年次より短期大学部保育科第二部(夜間・宮代キャンパス)で開講されている授業の一部を特別聴講学生として履修することで、「幼稚園教諭二種免許状」の取得 にチャレンジすることができます。ただし、あくまでも福祉学部の授業が主専攻ですので、福祉学部1、2年次のGPAが、各年次末で70点未満の場合は、以後の年次でこのチャレンジを継続することはできません。

(3)短期大学部から福祉学部への優先編入学条件として利用

 短期大学部保育科第一部・第二部の学生は、短期大学部卒業後、福祉学部の3年次へ編入学することができます。また、専攻科の学生は、専攻科修了後、福祉学部の4年次へ編入学することができます。編入学は、短期大学部および専攻科で卒業(修了)年度の前年度末、もしくは卒業(修了)年度前期までのGPAが80点以上であることが条件となります。80点未満の場合であっても、一般対象の編入学試験は受けることができます。

(4)福祉学部から大学院への進学条件として利用

 福祉学部に在籍する学生は、コースにかかわらず、卒業後、大学院臨床心理学研究科へ進学することができます。進学は、3年修了時のGPAが88点以上であること、もしくは3年修了時にGPAが85点以上で研究もしくは社会貢献上の業績があり、専願であることが条件となります。GPAの条件が満たない場合であっても、一般選考を受験することができます。

(5)学長表彰等の実施

 福祉学部では、GPAで本学が定める基準を上回る評価を得るなど、本学の規定する諸条件を満たし、他の規範となる学生に対し、卒業時に学長賞や学部長賞を授与します。
 また、1年次から3年次にも学生全体の学習意欲の向上のため、学部長もしくは学科長顕彰を行います。この場合も「GPAが当該年度最高点であった学生」などGPAを顕彰基準の一つに利用しています。短期大学部でも福祉学部同様GPAを顕彰基準に利用した表彰制度を実施しています。

ページトップへ